本合海にブロードバンド提供 ウィルコムが施設整備に着手へ
新庄市本合海地区への無線ブロードバンド(高速大容量)通信サービスの提供について、県と同市から要望を受けていたPHS会社のウィルコム(東京)は14日、来年3月のサービス開始に向けて施設整備に着手することを明らかにした。同社の喜久川政樹社長が同日、県庁を訪れ、斎藤弘知事に回答した。
県と市は、同地区内にある八向中、本合海小でインターネットを活用した情報教育に支障が出ている現状などを示し、同社に要望していた。喜久川社長は斎藤知事との懇談の中で、「教育分野の情報格差は大きな問題と考えている。新学期には間に合うように整備したい」と述べた。同社によると、工事は10月に始め、来年1月から2月にかけて回線の接続試験などを実施。サービス開始は3月上旬を予定している。
基地局には、商用としては国内初の30メートルの鉄塔を建設。半径4−5キロのエリア(対象世帯約400)で、動画も見ることができる高速通信を可能にする。投資額は1000万円程度を予定。将来的には、最高速度が現行の約40倍の毎秒20メガビットを実現する次世代PHSへの対応も視野に入れているという。
山形新聞 2007/09/15
知り合いから県庁に社長がきた話を聞いたのですが、これのためでした。 |