http://suzunonejh.blog15.fc2.com/blog-entry-566.html 一方イーモバイルは平成21年7月11日現在で8447局しか基地局を置いていない。 しかも一番弱小なのに基地局設置のペースは余り急いでいない。 これでは更に3強に置いてけぼりを食らうのでまずいのではないか?
それは違う。 イーモバイルは資金力の問題も有るが、わざとゆっくりしたペースで基地局を設置している。 かつてのソフトバンクの乱立による失敗例を見ていることも関係有るかもしれないが、 折角1.7GHzの完全な白紙の状態の帯域に基地局を設置できるわけだからきっちりと HSPA+化までを見極めた基地局設営をしていたわけだ。その為にはソフトバンクが 中継局を乱立したような無様なことは出来ない。先のwikiのページではイーモバイルの中継局数は 平成21年7月11日現在で226しかない。電波の質を優先している為、本当に必要な場合しか IMT基地局・中継局を設けないのだ。 だからイーモバイルは21Mbpsサービスを全く動けない大手を尻目に先行してスタートできた。 初めから21Mbpsがターゲットだったので基地局のソフトを入れ替え、ちょっとした調整のみで 開始できたわけだ。始めにコストをかけた分後でしっかりと甘い果実にありつけている。 また基地局を背伸びして増やさなかったので全数入れ替えもしやすい。
収益率の高い場所に限ってサービスをしているのでショップ関係にかかる費用も抑えられ、 利益を確保しやすい。基地局に対する動きはソフトバンクとは正反対の行動を取ることで 高速で良質のネットワークを得る結果になった。
そういう見方もあるか |